最近在讀日本作家堀辰雄的原版小說,作者對于環境的描寫,以及人物心理神態動作的描寫都非常生動到位。閱讀的時候,腦海里總能浮現出一個一個場景。我從小說中摘錄了幾段寫的非常好的語句,分享給日語愛好者們。
風立ちぬ、いざ生きめやも。
【翻譯】
風乍起,合當奮意向人生。
【解析】
「ぬ」是完了助動詞,表示已經是事實了
「いざ」表示勸誘
「め」是推量助動詞
「や」は反語の系助詞
「も」は詠嘆の系助詞
おれは人並以上に幸福でもなければ、又不幸でもないようだ。そんな幸福だとか何だとか言うような事は、嘗てはあれ程おれ達をやきもきさせていたっけが、もう今じゃあ忘れていようと思えばすっかり忘れていられるぐらいだ。反ってそんなこの頃の俺の方が余程幸福の狀態に近いのかもしれない。
【翻譯】
我這個人似乎既沒有超越常人的幸福,也并非不幸。那些諸如此類幸福之類的話題,曾近令我們那樣的焦慮不安。可如今想要忘記的話,就能夠忘記的一干二凈。也許,眼下這樣的自己更加接近幸福的狀態。
【解析】
「やきもき」:焦躁不安
「すっかり」:完全,徹底
「かもしれない」:可能,也許
「られる」:助動詞れる、られる可以表示被動、可能、尊敬、自發。動詞未然形(五段動詞う段假名變成あ段假名)+れる動詞未然形(一段動詞去る、カ變動詞くる變成こ、サ變動詞する變成せ)+られるサ變動詞詞干+される(2)、れる、られる常用形式。
まあ、どっちかと言えば、この頃のおれの心は、それに似てそれよりは少し悲しげそうなだけ、そうかといってまんざら楽しげでないこともない。
【翻譯】
固然,相對而言,如今我的心境與幸福相似,只是比幸福稍微悲傷一點,話雖如此,也并非不快樂。
【解析】
「まんざら」:并不,并非(下接否定語)
「似る」:相似
こんな風におれがいかにも何気なさそうに生きていられるのも、それはおれがこうやって、なるたけ世間なんぞとは交わらずに、たった一人で暮らしているせいかもしれないけど、そんなことがこの意気地なしのおれに出來ていられるのは、本當にお前のおかげだ。
【翻譯】
我之所以能像這樣活的坦然自若,大概是由于我總是跟這個世界沒有交集、獨來獨往的緣故。
而像我這樣一個軟弱的人,竟然能做到這些,其實全都靠你。
【解析】
「なにげない」:無意,若無其事的
「交わる」:交往
「意気地」:骨氣
「せい」:表示因為前項的緣故,造成了不好的后項。說話人的批判、責怪的語氣較強。“因為......所以......”。名詞[の形]+せいで/せいか/せいだ/せいにする。
それなのに、節子、おれはこれまで一度だっても、自分がこうして孤獨で生きているのを、お前のためだなんぞとは思ったことがない。それはどのみち自分一人のために好き勝手なことをしているのだとしか自分には思えない。
【翻譯】
可盡管如此,節子,我從來也不曾認為我是為了你才這樣過著如此孤獨的生活。我一直舉得,我只不過是為了自己一個人而隨心所欲自行其是罷了。
【解析】
「どのみち」:總之
「しか」:しか接在名詞、數詞后,與謂語的否定式ない相呼應,表示只有。
或いはひょっとしたら、それもやっぱりお前のためにはしているのだが、それがそのままでもって自分一人のためにしているように自分に思われる程、おれおれには勿體無いほどのお前の愛に慣れきってしまっているのだろうか?それほど、お前はおれにはなんにも求めずに、おれを愛していてくれたのだろうか?
【翻譯】
或許也說不定,這一切終究還是為你而做的。不過在我看來,這些事情就等同于是為我自己一個人做的。這么想,莫非是因為我已經習慣了對我而言實在有些僭越的你的愛?是因為你全身心愛我卻對我一無所求?
【解析】
「勿體無い」:太可惜,浪費
「慣れる」:習慣于
「求める」:追求,渴望