(翻譯)小林一茶俳句

詩歌是不能翻譯的,俳句亦然。在俳句“五-七-五”這種格式里,有諸多與季節相關的詞,以及日本人獨有的感觸。一旦翻譯成中文,用白話譯,不免流于口水歌,不知所以;而譯成五言-七言,這種中文格式,又會擴充更大的空間,填充過多的個人感情,離題萬里。可是,作為獨特的感受,我寧愿保留外在的形式,把原文作為一個窗口,窺見彼此內心,抒發個人情懷。

http://www.janis.or.jp/users/kyodoshi/issaku.htm#a

隠れ家や(かくれがや) 貓にも一つ(ねこにもひとつ) 御年玉(おとしだま)

隱匿居家中,愁苦贈送小貓兒,一文壓歲錢。

正月や(しょうがつや) 貓の塚にも(ねこのつかにも) 梅の花(うめのはな)

正月當此時,吾家貓兒墳頭上,梅花亦綻放。

正月や 辻の仏も(つじのほとけも) 赤頭巾(あかずきん)

正月起寒風,凄冷街頭見佛像,披上紅頭巾。

人並の(ひとなみの) 正月もせぬ しだら哉(しだらかな)

他人的正月,非我所能奢求的,不過空悲切。

舞猿や(まいざるや) 餅(もち)いただきて 子にくれる

雜耍的猴子,搖尾乞食來年糕,也不忘子女。

壁の穴や(かべのあなや) 我初空も(わがはつぞらも) うつくしき

墻上一窟窿,斜照新年一縷光,何其美哉也。

正月や ごろりと寢(ね)たる とつとき著(ぎ)

正月正逍遙,橫臥悠哉悠哉時,卻要著衣裳。

のら貓の 爪とぐ程や(つめとぐほどや) 殘る雪(のこるゆき)

荒郊野外處,貓爪閃閃何作為,原是殘雪銷。

梅咲や(うめさくや) せうじに貓の 影法師(かげほうし)

梅花盛開時,窗紙上卻倒映著,黑貓的魅影。

痩藪の(やせやぶの) 下手鶯も(へたうぐいも) 初音かな(はつねかな)

稀疏草叢中,一只笨拙的黃鶯,也初亮歌喉。

鶯の(うぐいすの) だまって聞くや 茶つめ唄(ちゃつめうた)

不聞黃鶯叫,但聞采茶聲聲響,寂靜了無音。

細ろ地の(ほそろじの) おくは海(うみ)なり なく雲雀(ひばり)

悠長小道處,有一片明媚海洋,云雀在啼叫。

吹れ行く(ふかれゆく) 舟や雲雀の(ふねやひばり) すれ違ひ(違ひ)

吹動的船帆,邂逅獨行的云雀,一轉身消失。

乙鳥來る(つばめくる) 日を吉吉日の(ひをきちじつの) 味噌煮哉(みそにかな)

「注:乙鳥/燕,發音有:つばめ、つばくら、つばくらめ、つばくらろ」

燕雀飛來時,正是良辰美景日,當是調味劑。

乙鳥の(つばくらの)? 泥口ぬぐふ(どろくちぬぐふ) ぼたん哉

燕過花叢中,嘴角污泥被揩去,原是牡丹情。

入相は(いりあいは) 蛙の目にも(かえるのめにも) 淚かな(なみだかな)

日暮云飛揚,聲聲颯颯思故鄉,蛙眼淚汪汪。

象潟や(きさがたや) 桜を浴びて(さくらをあびて) なく蛙(かえる)

象瀉雨潺潺,緩緩沐浴櫻花下,卻聞蛙啼哭。

悠然と(ゆうぜんと) して山を見る(やまをみる) 蛙かな(かえるかな)

悠然自得意,徜徉看山不見山,恰似一青蛙。

桃咲や(ももさくや) 御寺の貓の(みてらのねこの) 遅れ戀(おくれごい)

桃花盛開時,御寺山中一貓兒,也得遲來愛。

雨の夜(あめのよや) 勘當されし(かんどうされし) 貓の戀(ねこのこい)

春夜雨紛紛,離家出走一貓兒,也把愛情覓。

なの花に まぶれて來たリ 貓の戀

油菜花飄飄,沾染上躍動的貓,像極了愛戀。

安堵して(あんどして) 鼠も寢るよ(ねずみもねるよ) 春の雨(はるのあめ)

奔波的耗子,都安然進入夢鄉,獨留下春雨。

笹ッ葉の(ささっぱの) 春雨なめる(はるさめなめる) 鼡かな(ねずみかな)

春雨竹葉上,為誰欣賞為誰流,唯碩鼠是也。

花寒し(はなさむし) 犬(いぬ)ものがれぬ 嚔哉(くさめかな)

花寒更覺冷,連櫻花下一毛犬,也打個噴嚏。

故郷は(ふるさとは) 牛も寢て見る(うしもねてみる) 椿哉(つばきかな)

何處是故鄉,不過是牛兒安睡,山茶花開遍。

花の木に(はなのきに) 鶏寐るや(にわとりねるや) 淺草寺(せんそうじ)

櫻花樹叢中,雞眠寂寂了無聲,此乃淺草寺。

春風や(はるかぜや) 犬の寢聳る(いぬのねそべる) わたし船(ぶね)

春風不解情,犬臥船頭正酣時,獨留擺渡人。

一つ船に(ひとつふねに) 馬も乗りけり(うまものりけり) 春の雨(はるのあめ)

一葉孤舟上,馬亦悄然橫渡河,春雨細無聲。

貓洗ふ(ねこあらふ) ざぶぐ川や(ざぶざぶがわや) 春の雨(はるのあめ)

打濕了的貓,嘩啦嘩啦的河流,都被春雨淋。

紅梅に(こうばいに) ほしておく也(なり) 洗ひ貓(あらひねこ)

紅梅樹枝上,掛著一只晾干的,洗過水的貓。

大江戸や(おおえどや) 蕓なし猿も(げいなしざるも)? 花の春(はなのはる)

大江戶地區,無所技能的猿猴,也把春花采。

痩蛙(やせがえる) まけるな一茶(いっさ) 是に有(これにあり)

瘦小一青蛙,誓不低頭隨流水,有一茶在此。

雀の子(すずめのこ) そこのけそこのけ 御馬が通る(おんまがとおる)

小小麻雀呀,快躲開哦快躲開,馬兒要通行。

我と來て(われときて) 遊べや親の(あそべやおやの) ない雀(すずめ)

與我游玩吧,無親無故的麻雀,至少還有我。

貓の飯(ねこのめし) 相伴するや(しょうばんするや) 雀の子(すずめのこ)

與貓相伴隨,一日三餐常不斷,唯雀兒是也。

貓飼(ねこかは)ずば 罪作らじを(つみつくらじを) 雀の子

若不飼養貓,也不會犯下這罪,我的小麻雀。

蝶(ちょうちょう)を 尻尾でなぶる(しっぽでなぶる)子貓かな

戲弄蝴蝶者,以尾巴當作道具,正是此小貓。

貓の子の 命日をとぶ(めいにちをとぶ) ?。à常─皮栅?/p>

貓兒的忌日,飛落下一只蝴蝶,僅此而已呀。

寢並んで(ねならんで) 小蝶と貓と(こちょうとねこと) 和尚哉(おしょうかな)

并排而睡者,一貓與一小蝴蝶,還有一和尚。

代かくや(しろかくや) ふり返りつつ 子もち馬(うま)

懷孕的母馬,一步三歇不停息,開墾著水田。

春雨や(はるさめや) 喰はれ殘りの(くわれのこりの) 鴨が鳴く(かもがなく)

春雨綿綿中,一只待宰的鴨子,咕咕在啼叫。

ぼた餅や(ぼたもちや) 地蔵のひざも(じぞうのひざも) 春の風(はるのかぜ)

一個牡丹餅,掉落地藏膝蓋下,春風拂袖去。

長閑さや(のどかさや) 淺間のけぶり(あさまのけぶり) 晝の月(ひるのつき)

悠悠長日里,裊裊炊煙淺間山,日月同輝照。

一星(ひとつぼし) みつけたやうに きじの鳴く(なく)

橫臥野草里,一星如月看多時,山雞耳邊鳴。

山焼の(やまやきの) 明りに下る(あかりにくだる) 夜船哉(よぶねかな)

燒荒明亮處,映照出一夜航船,正順流而下。

田楽の(でんらくの) みそにくつつく 桜哉(さくらかな)

烤串醬汁上,沾滿了片片櫻花,彷佛開了花。

山の月(やまのつき) 花ぬす人を(はなぬすびとを) 照らし給ふ(てらしたまふ)

明月照山間,顯現偷花賊身影,必是多情人。

春風の(はるかぜの) 女見に出る(おんなみにでる) 女哉(おんなかな)

春風不解情,婀娜女郎出門見,唯同類是也。

夕桜(ゆうざくら) けふも昔に(むかしに) 成りにけり(なりにけり)

櫻花遲暮去,恍惚一轉眼逝去,今日成昨日。

花の陰(はなのかげ) 寢まじ未來が(ねまじみらいが)おそろしき

花影樹叢下,不敢偷眠度今朝,未來多恐怖。

「夏」

故郷や(ふるさとや) よるも障るも(さわるも) 茨の花(ばらのはな)

故鄉是什么,每次想起不過是,帶刺的玫瑰。

初蟬や(はつぜみや) 人松陰を(ひとまつかげを) したふ比(したうころ)

斷蟬初啼鳴,正是相邀好時節,人約松蔭下。

短夜や(みじかよや) 妹が蠶の(いもがかいこの) 喰盛(くいざかり)

夏夜愁苦短,阿妹憑欄覓知音,唯有蠶饕餮。

大水や(おおみずや) 大晝顔の(おおひるがおの) けろり咲(さく)

大水奔流兮,大晝顏花豁然開,安然自得兮。

夕顔に(ゆうがおに) ほのぼの見ゆる 夜鷹哉(よたかかな)

夕顏花叢中,隱隱約約一身影,原是一野雞。

夕顔の(ゆうがおの) 花めで給え(はなめでたまえ) 後架神(こうかがみ)

把夕顏之花,供奉給廁所之神,以祈求好運。

初瓜を(はつうりを) 引とらまいて(ひっとらまいて) 寢た子哉(ねたこかな)

初次摘的瓜,也要緊緊抱懷中,熟睡的孩子。

葉(は)がくれの 瓜と寢ころぶ(うりとねころぶ) 子貓かな(こねこかな)

藏于樹葉下,與瓜比鄰而睡者,一小貓是也。

人來たら(ひときたら) 蛙となれよ(かえるとなれよ) 冷やし瓜(ひやしうり)

若是人來了,你就變成一只蛙,我涼好的瓜。

冷やし瓜(ひやしうり) 2日立てども(ふつかたてども) 誰も來ぬ(だれもこぬ)

我涼好的瓜,如今兩天過去了,誰都沒有來。

蠅打に(はえうちに) 敲かれ玉ふ(たたかれたまう) 仏哉(ほとけかな)

用拍打蒼蠅,卻敲打到佛祖像,我佛慈悲哉。

留主にするぞ(るすにするぞ) 戀して遊べ(こいしてあそべ) 庵の蝿(いおのはえ)

我將要出門,盡情戀愛玩耍吧,屋中的蒼蠅。

やれ打(う)つな 蠅が手を摺り(はえがてをすり) 足をする(あしをする)

哎呀別打啦,蒼蠅已手舞足蹈,再難騰飛了。

人喰ふた(ひとくうた) 虻が乗るなり(あぶがのるなり) 蓮の花(はすのはな)

吸血的牛虻,悄悄然地降落在,蓮花尖尖角。

大蛍(おおぼたる) ゆらりゆらりと 通りけり(とおりけり)

大大一螢蟲,搖搖晃晃招搖過,飛入凡塵間。

逃て來て(にげてきて) ため息つくか(ためいきつくか) はつ蛍(はつほたる)

是逃出來的,在此唉聲嘆氣嗎?初飛的螢蟲。

孑孑の(ぼうふらの)一人遊びや(ひとりあそびや) ぬり盥(だらい)

孑孑一幼蟲,遺棄漆盆獨自游,茫然不知所。

蓮の花(はすのはな) 少曲るも(すこしまがるも) うき世哉(うきよかな)

盛開的蓮花,也稍稍有許彎曲,不正如浮塵。

卯の花も(うのはなも) ほろりほろりや 蟇の塚(ひきのつか)

水晶花飛揚,嘩啦啦地散落在,蛤蟆的墳上。

赤犬の(あかいぬの) あくびの先や(あくびのさきや) かきつばた

紅犬打哈欠,呼喝喝地正對著,一朵燕子花。

青梅に(あおうめに) 手をかけて寢る(てをかけてねる) 蛙かな(かわずかな)

青梅持在手,亦不忘酣眠蔭下,唯青蛙是也。

花茨(はないばら) ちょっけいを出す(ちょっけいをだす) 子貓哉(こねこかな)

野薔薇花開,伸爪撥弄花朵者,正是此小貓。

草の戸の(くさのとの) 菖蒲や貓の(しょうぶやねこの) 手もとどく(てもとどく)

幽幽一草屋,也把門前掛菖蒲,貓爪可夠著。

貓の子の(ねこのこの) ほどく手つきや 笹粽(ささちまき)

小小一貓兒,解開粽子的手法,卻靈巧的很。

蟲干に(むしぼしに) 貓もほされて 居たりけり(いたりけり)

晾曬衣物上,晾曬起了一貓兒,伸腰曬太陽。

のら貓が 負て行也(おってゆくなり) 庵の蚤(いおののみ)

一只小野貓,行經此地背走了,草堂的跳騷。

子を喰(こをくらう) 貓も見よ見よ けしの花

食子的貓兒,左看右看地尋覓,罌粟花兒開。

僧になる(そうになる) 子のうつくしや けしの花

出家的小孩,也曾是如此可愛,罌粟花兒開。

けし提て(けしさげて) けん嘩の中を(けんかのなかを) 通りけり(とおりけり)

手提著罌粟,經過爭吵的人群,不帶走喧嘩。

善盡し(ぜんつくし) 美をつくしても(びをつくしても) けしの花

縱盡善盡美,依舊不過是一朵,罌粟花而已。

田よ畠よ(たよはたよ) 寸馬豆人(すんばとうじん) 雲の峰(くものみね)

水田或旱田,都成為寸馬豆人,云上的山峰。

夕立や(ゆうだちや) 裸で乗りし(はだかでのりし) はだか馬

驟雨忽降至,赤身裸體騎坐上,一赤身的馬。

麥秋や(むぎあきや) 子を負なから(こをおいながら) いはしうり(いわしうり)

麥秋時節至,背著小孩沿街走,叫賣沙丁魚。

わか葉して(わかばして) 男日でりの(おとこひでりの) 在所哉(ざいしょかな)

新枝發嫩芽,男丁離去鄉村在,人間獨彷徨。

涼涼や(すずすずや) 汁の実を釣る(しるのみをつる) せどの海

冰冰涼涼天,清清淡淡釣魚湯,全賴這后海。

五十聟(ごじゅうむこ) 天窓をかくす(あたまをかくす) 扇かな(おうぎかば)

五十才為郎,慌忙用扇遮頭顱,梨花賴海棠。

あこよ來よ(あこよこよ) 転ぶも上手(ころぶじょうず) 夕涼(ゆうすずみ)

快來這兒吧,跌倒也沒有關系,傍晚可涼爽。

卯の花に(うのはなに) 一人切の(ひとりきりの) 社かな(やしろかな)

水晶花開遍,僅有獨身一人的,這座小神社。

大の字に(だいのじに) 寢て涼しさ(ねてすずしさ) 淋しさよ

躺成個大字,吸入天地之清涼,好不寂寞也。

「秋」

雁よ雁(かりよかり) いくつのとしから 旅をした(たびをした)

大雁啊大雁,你是從什么時候,開始的流浪。

しなのじや そばの白さも(そばのしろさも) ぞっとする

信濃路一帶,蕎麥一片片地白,讓人大寒顫。

朝顔の(あさがおの) 善盡し美を(ぜんつくしびを) 盡しけり(つくしけり)

朝顏花醒來,吸納天地之盡善,綻放無限美。

朝顔や(あさがおや) うしろは市の やんさ聲(やんさごえ)

朝顏花開了,花后面卻是一片,嘈雜的集市。

さぼてんに どうだと下がる(どうだとさがる) 糸瓜哉(へちまかな)

向著仙人掌,擺出一副不屑樣,不過一絲瓜。

石仏(いしぼとけ) 誰が待たせし(だれがまたせし) 草の花(くさのはな)

石佛手中持,不知誰人愁緒起,送來野草花。

春日野や(かすがのや) 神も許しの(かみもゆるしの) 鹿の戀(しかのこい)

春日野之郊,連神靈都庇佑的,奔騰的麋鹿。

亂れ萩(みだれはぎ) 鹿のつもりに 寢た貓よ(ねたねこよ)

凌亂胡枝子,搭在睡著的貓上,錯當成了鹿。

呼貓の(よぶねこの) 萩のうらから(はぎのうらから) にゃんにゃん哉

呼喚貓球兒,從胡枝子草叢中,傳來喵喵聲。

のら貓も(のらねこも) 宿と定る(やどとさだむる) 萩の花(はぎのはな)

小小一野貓,流浪過后居住在,胡枝子草叢。

どら貓の(どらねこの) けふもくらしつ(きょうもくらしつ) 草の花(くさのはな)

流浪一貓兒,不過今日復今日,野花照常開。

貓の鈴(ねこのすず) 夜永の菊の(よながのきくの) 咲にけり(ささにけり)

貓鈴叮當響,驚醒了漫漫長夜,菊花應聲開。

縁の貓(えんのねこ) 勿體顔や(もったいがおや) 菊の花(きくのはな)

邊廊里的貓,裝出一副深沉樣,觀看菊花開。

貓の子の(ねこのこの) ざれ損ひや(ざれそこないや) 芋の露(いものつゆ)

小小一貓兒,折騰胡鬧到處蹦,沾上芋葉露。

あの蟲や(あのむしや) 貓にねらはれ(ねこにねらわれ) ながら鳴く(ながらなく)

小小一蟲子,被貓兒追著亂飛,依舊在鳴叫。

鬼燈を(ほおずきを) 膝の小貓に(ひざのこねこに) とられけり

我有酸果漿,卻被膝蓋上的貓兒,無情地搶走。

懐の(ふところの) 貓も見て居る(ねこもみている) 一葉哉(ひとはかな)

懷里一貓兒,看見了一片樹葉,感知一森林。

ぼつぼつと 貓迄帰る(ねこまでかえる) 夜寒哉(よさむかな)

陸陸續續地,連貓兒都歸家了,寒夜啊寒夜。

垣外へ(かきそとへ) 屁を捨に出る(へをすてにでる) 夜寒哉(よさむかな)

悄悄去墻外,哆哆嗦嗦放個屁,寒夜啊寒夜。

たばこ盆(たばこぼん) 足で尋ねる(あしでたずねる) 夜寒哉(よさむかな)

把雙腳伸進,已成灰燼的煙盤,黑夜可真冷。

くやしくも 熟柿仲間の(じゅくしなかまの) 座につきぬ(ざにつきぬ)

雖心有不甘,卻也只能落坐在,年老的同伴間。

寢返りを(ねがえりを) するぞそこのけ 蛬(きりぎりす)

我要翻身了,趕快把地方讓開,瘦小的蟋蟀。

海見る(うみみゆる) 芝に坐とるや(しばにざとるや) 焼菌(やききのこ)

眼望著大海,悠然坐在草坪上,吃著烤蘑菇。

鍬さげて(くわさげて) 神農顔や(しんのうがおや) 菊の花(きくのはな)

提鋤頭出門,裝成神農氏模樣,立在菊花中。

菊さくや(きくさくや) 我に等しき(われにひとしき) 似せ隠者(にせいんじゃ)

菊花朵朵開,恰如此時我一般,放佛成隱者。

露の玉(つゆのたま) 一つ一つに(ひとつひとつに) 古郷あり(こきょうあり)

露珠如玉盤,每一粒都盛裝著,遙遠的故鄉。

あの月を(あのつきを) とってくれろと 泣く子哉(なくこかな)

我就要月亮,我就要那個月亮,孩子哭著說。

秋風や(あきかぜや)むしりたがりし 赤い花(あかいはな)

秋風掃落葉,葉枯退去花兒紅,紅花正開艷。

露の世は(つゆのよは) 露の世ながら さりながら

人生如朝露,明知人生本如此,然而,然而。

朝顔に(あさがおに) 涼しくくふや(すずしくくうや) ひとり飯(ひとりめし)

對著朝顏花,冷冷清清地吃著,一個人的飯。

「冬」

能なしは(のうなしは) 罪も又なし(つみもまたなし) 冬籠(ふゆごもり)

既沒有本事,也沒有犯過罪惡,只能窩在家。

木がらし(こがらしや) こんにゃく桶の(こんにゃくおけの) 星月夜(ほしづきよ)

秋末寒風起,魔芋桶里映照著,一輪星月夜。

大根引(だいこひき) 大根で道を(だいこでみちを) 教へけり(おしえけり)

拔個大蘿卜,拿著這個大蘿卜,給人指個道。

鰒好と(ふぐずきと)窓むきあふて(まどむきあうて) 借家哉(しゃくやかな)

與喜河豚者,窗對窗比鄰而居,暫租寄于此。

五十にして(ごじゅうにして) 鰒の味を(ふぐのあじを) しる夜哉(しるよかな)

五十方知曉,河豚之無盡美味,好一個夜晚。

妹がりに(いもがりに) 鰒引っさげて(ふぐひっさげて) 月夜哉(つきよかな)

為勾搭妹子,提著河豚就出門,今夜好月色。

極月や(ごくづきy) 廿九日の(にじゅうくにちの) 貓の戀(ねこのこい)

臘月忽將逝,已近年關無人問,唯有貓兒伴。

獨身や(ひとりみや) 上野歩行て(うえのあるいて) とし忘れ

獨自一個人,行走在去往上野,奔赴忘年會。

初雪や(はつゆきや) それは世にある(それはよにある) 人の事(ひとのこと)

初雪飄然至,擾起多少俗世人,驚起多少事。

玉霰(たまあられ) 夜たかは月に(よたかはつきに) 帰るあり(かえるあり)

雪霰落下時,夜鷹回月亮去了,已不知所蹤。

是がまあ(これがまあ) つひの棲か(ついのすみかか) 雪五尺(ゆきごしゅく)

此處竟然是,我將要終老之地?雪有五尺厚。

飛びのいて(とびのいて) 烏笑ふや(からすわらうや) 雪礫(ゆきつぶて)

飛舞的烏鴉,微笑著抖動翅膀,躲開了雪球。

重荷負ふ(おもにおう) 牛や頭に(うしやあたまに) つもる雪(つもるゆき)

老牛不堪重,一片積雪壓頭顱,齲齲緩步行。

貓の子が(ねこのこが) 手でおとす也(てでおとすなり) 耳の雪(みみのゆき)

小小一貓兒,也知用爪抖落掉,耳朵上的雪。

冬の蝿(ふゆのはえ) 逃せば貓に(にがせばねこに) とられけり

冬天的蒼蠅,剛逃出又被貓兒,一股腦抓住。

貓の子が(ねこのこが) ちょいと押へる(ちょいとおさえる) 落葉哉(おちばかな)

小小一貓兒,稍一伸爪就抓住,下落的樹葉。

貓の子の(ねこのこの) くるくる舞や(くるくるまいや) ちる木の葉(ちるこのは)

小小一貓兒,滴溜溜地圍繞著,凋謝的枯葉。

霜の夜や(しものよや) 窓かいて鳴く(まどかいてなく) 勘當貓(かんどうねこ)

霜露天漸寒,忽聞窗口有啼叫,一棄貓而已。

貓の目や(ねこのめや) 氷の下に(こおりのしたに) 狂ふ魚(くるううお)

貓眼緊盯著,寒冰下亂竄的魚,卻無能為力。

さ筵や(さむしろや) 貓がさて來た(ねこがさてきた) 太平雪(たびらゆき)

薄薄一竹席,經由一貓兒帶來,一片鵝毛雪。

一番に(いちばんに) 貓が爪とぐ(ねこがつめとぐ) 衾哉(ふすまかな)

給貓磨爪的,第一件可及之物,唯被褥而已。

小蒲団や(こぶとんや) 貓にもたるる(ねこにもたるる) 足のうら(あしのうら)

小小一被褥,緊貼貓兒腳底背,也可把暖取。

しぐるるや 迎に出たる(むかえにでたる) 庵の貓(いおのねこ)

陣雨忽降至,出門來迎接我者,乃草堂貓兒。

貓の子の(ねこのこの) ざれなくしけり さし柊(さしひらぎ)

小小一貓兒,嬉戲胡鬧全丟開,緊盯門上柊。

かくれ家や(かくれがや)歯のなり口で(はのないくちで) 福は內(ふくはうち)

隱居在家時,用沒牙的嘴念叨,??炜靵戆?。

かくれ家や(かくれがや) 貓が三疋(ねこがさんびき) もちのばん

隱居無幫手,只能仰仗三小貓,也把年糕做。

年の內に(としのうちに) 春は來にけり(はるはきにけり) 貓の戀(ねこのこい)

年關還未去,春卻悄然忽將至,唯有貓相伴。

其次に(そのつぎに) 貓も並ぶや(ねこもならぶや) 衣配(きぬくばり)

一個接一個,貓兒也并排著隊,等著新衣服。

耕さぬ(たがやさぬ) 罪もいくばく(つみもいくばく) 年の暮(としのくれ)

無自耕之能,已不知有多久了,年末獨受罪。

ともかくも あなた任せの(あなたまかせの) としの暮(としのくれ)

盡然已如此,你且任憑風隨意,年末又新年。

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