2017/1/16付
ゴルフのロリー?マキロイ選手が3年後の東京五輪に參加しないと表明した。ジカ熱への感染を懸念してスター級がほとんど出なかったリオ五輪に続き、凡戦を見せられるのかとがっかりである。本紙に「個人の選択なので尊重してほしい」とのコメントが載っていた。
【高爾夫選手羅里·麥克羅伊表示不參加三年后的東京奧運會。大部分奧運選手因擔心zika熱的感染都沒有出席里約奧運會,仿佛都能預見到這是一場普普通通的比賽。本報上登載了有關“請尊重個人選擇”的評論。】
▼日本の衛生狀態はブラジルほど心配いらないぞ、とぶつぶつ言っていたら、事情は全然違った。マキロイ選手は英國とアイルランドの二重國籍。リオ五輪ではアイルランドから出ると決めたが、金メダル候補に逃げられた英國でかなり悪く言われたらしい。嫌気がさしてジカ熱を理由に出場を取りやめたというのが真相だ。
【麥克羅伊是不是擔心日本的衛生像巴西那樣啊,如果這樣說的話就完全錯了。真實情況是,麥克羅伊既有英國國籍也有愛爾蘭國籍,在里約奧運會上決定若代表愛爾蘭參賽,卻會在英國飽受責罵,所以以擔心被感染zika熱為由拒絕出場。】
▼したがって、五輪參加が國単位である限り出場する気はないそうだ。大會ごとに國籍を変える渡り鳥選手ならばともかく、生まれつき二重國籍なのは彼の罪ではない。五輪憲章には「選手間の競爭であり、國家間の競爭ではない」と書いてある。メダル競爭に奔走する國が多いせいで、居場所を失う選手がいるのは殘念だ。
【因此,麥克羅伊是不知道該代表哪國出場奧運會。身為一個在大賽上變換國籍的流動選手,也不能算作是有著雙重國籍的他的過錯,奧林匹克憲章中記載著,“這是選手間的競爭,而非國家間的競爭”。如果有選手因為多國爭奪獎牌就失去一席之地的話那真是太遺憾了。】
▼だから二重國籍に目くじらを立てるべきでないと書くと、異を唱える人が多いだろうが、二重國籍嫌いの愛國者であればあるほど東京五輪が低調でよいとは思うまい。ゴルフは特定國に有力選手が偏りがちで、世界ランク30位までに米國は12人も入っている。國別の參加枠を取り払い、個人參加にした方が絶対盛り上がる。
【因此呼吁不應對雙重國籍進行責難的聲音也很多,但表示嫌棄雙重國籍的人也不少。因為高爾夫項目參賽的常常是特定國家的著名選手,世界排名前30之中就有12名美國選手。取消按國別參加的限制,改為以個人名義參加的方案絕對會很受歡迎。】
【相關背景】
羅里·麥克羅伊的雙重國籍
去年,27歲的北愛爾蘭高爾夫名將羅里-麥克羅伊婉拒了代表愛爾蘭出戰里約奧運會的機會,如今他補充道,因為奧運會讓他置身于不得不選擇哪個國家隊代表的問題而引起他的厭惡,如果三年之后無法解決出戰奧運會的國籍的尷尬,那么他不太可能角逐日本舉行的2020東京奧運會。
此前,人們一直以為麥克羅伊之所以不參加里約奧運會,主要原因在于當時巴西所面臨的寨卡病毒,但是麥克羅伊近期打破了沉默,向愛爾蘭媒體吐出心聲,表示自己不參加奧運會是因為不想要代表愛爾蘭隊伍感到不安,而是更愿意以北愛爾蘭的名義出戰。