ほかにもいろいろあります。
凧。布巾とか雑巾とかがあったのですが、今はティッシュペーパー、それも略してティッシュになった。頭巾や巾著も、ぼくは言葉では知っていても実際には使ったことがない。巾は「ぬの」です。風は風の省略形です。風に乗って布が大空を溌氵剌と舞っているではありませんか。そうそう、この「氵剌」も日本製です。
「ぬの」でなく、風が止まってしまうと凪になる。朝凪、夕凪ーー日本語特有のいい言葉ですね。英語でMorning calm、Evening calm と言いても風が止まった靜けさは感じられない。
山から吹きおろす風を山颪と言いますね。颪もうまくできた國字です。山から下へ風が吹く。
要舉例的話,還有很多很多。
凧(在日語中的意思是風箏),雖然以前指的是麻布或者抹布,現在一般都指的是紙巾,也有縮略成紙的。(原文寫的是tissuepaper的日文片假名寫法,將其縮略為tissue。)頭巾或者其它的帕子,類似這種的巾帕,實際上是不用凧這個字指代的。巾就是布。風(第一個風在原文里,其實是風字旁,但是不管用日語還是中文的輸入法都打不出來)是風的縮略形。乘著風的布在天空搖曳,難道不就是凧嗎?對了,這個刺也是日本創造的字。
不加巾,我們在風字旁里加止,也就變成了凪(在日語的意思中為無風無浪。)朝凪、夕凪——日語中特有的詞匯。如果直譯成英語,就是Morning calm、Evening calm,雖然也說得通,但是這樣就喪失了風止的美感。
山上吹的風,被稱為山颪。這里的“颪”也是國字,意為從山上吹下來的風。